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これまで米国株を中心に資産形成してきましたが、とうとう買ってみました。
米国債を…!
そこで今回は、米国株投資家の私が米国債を買おうと思ったきっかけや、実際に何を買ったのかをご紹介したいと思います。
米国債が気になってる方の参考になれば幸いです。
なぜ米国債に興味を持ったのか?
米国債に興味を持ったきっかけは、一冊のkindle本でした。
それがこちら。
FPとして活動されている、FP中野さんという方のkindle本(kindle unlimited 対象)です。
この本では、新NISAの非課税枠を超えて投資する場合、何に投資したらいいかを提案してくれてまして…
どうせ課税されてしまうのであれば『新NISA』で買えない金融商品を検討されてはどうですか?
新NISAだけでは非課税枠が足りない人が読んでおく本
とのことでした。
その「『新NISA』で買えない金融商品」のひとつとして、米国債が提案されてたんですね。
米国債の魅力は?
私がこの本を読んで感じた米国債の魅力は以下のとおり。
- 債券は決められた期間保有し続ければ必ず元本が保証される
- いくらで買おうが最後は絶対『100』で償還される
- 日本より米国にお金を貸すほうが破綻リスクも低い上に利率もいい
- 米国債券は『取るリスク』の割に『得られるリターン』が大きい
それと、今は米国金利が高いので、債券がおいしいタイミングだということも魅力的でした。
上の画像は4/10時点の米国金利の10年チャートです。
2023年の11月ごろから金利が下がり始め、タイミングが遅かったかと後悔してましたが、4月に入ってからまた4.5%あたりまで上がってきました。
また債券のおいしいタイミングがきた!と判断して、買おうと思いました。
米国債の買い方はどうする?投資信託?ETF?生債券?
米国債が魅力的だとして、じゃあ何を買うか?
生債券よりも投資信託やETFのほうが馴染みがありますが、私が買ったのは生債券です。
生債券は満期まで保有すれば元本保証。
今より円高になれば減ってしまいますが、それでも元本保証という響きは魅力的でした。
それと、投資信託とかETFだと値動きがあるじゃないですか。
いくら株に比べて債券の値動きはマイルドだとしても、値動きを気にするのは株だけで十分かな、と思ったのも理由のひとつです。
利付債かゼロクーポン債か?
米国債、しかも生債券を買おう。
その次に検討したのは、利付債にするか、それともゼロクーポン債にするか?です。
利付債は半年に一度、お小遣い(利息)がもらえるのが魅力的ですね。
それに対してゼロクーポン債の魅力は、なんといっても割安で買えること。
私の場合…
- 利息を受け取るたびに課税されるのがイヤ
- 半年ごとに課税されるよりは資産を増やしたい
- 割安で買えることのほうが魅力的
これらの理由から、ゼロクーポン債を選びました。
短期債か長期債か?
次の検討ポイントは、短期債にするか、それとも長期債にするか?です。
例えばこの米国債。
残存年数は約1.1年と短期で、利回りはなんと4.917%!
気になったので試算してみました。
下の画像は、100万円分の米国債を日本円で買い付けたらどうなるか?のシミュレーション結果です。
1.1年後の為替が1ドル153円のままだったら、約1年で53,000円増える、ということですね。
円安のままなら問題ないですが、円高になると収益は減ってしまいます。
損益分岐点を表してるのが、右下の「損益分岐為替」ってところ。
この場合、約1年後に145円まで円高が進むと、米国債に投資した100万円がマイナスになってしまう、ということですね。
ううむ…1年後に145円…
あり得そうな気がする…
今は短期債の金利が魅力的に見えますが、為替のことを考えると、ちょっと心配になります。
では、長期債はどんな感じか見てみましょう。
残存年数約19.1年と、けっこう長期ですが、利回りは先ほど見た短期債より低い、4.596%。
今度はこの米国債を100万円分、日本円で買い付けたらどうなるのか、試算してみます。
為替が1ドル153円の状態ですと、約19年後の収益率はなんと137.98%!
100万円投資したら200万円以上に増える、という結果に…!
気になる損益分岐為替はというと…
なんと64.30円!
さすがにここまで円高になる可能性は低そう。
すでにドルを持っている人には短期債が魅力的だと思いますが、私のように日本円で買い付けるとしたら、長期債のほうが為替のリスクも低いので、魅力的だと思います。
ということで、長期債を選びました。
結局、何をいくら買った?
ということで検討した結果、私が購入したのは…
- 生債券
- ゼロクーポン債
- 長期債
です。
具体的には、長期債の検討時に見てた、残存年数19年のゼロクーポン債を約50万円分、日本円で買い付けました。
償還日の19年後の為替が今と同じ程度なら、100万円になって私の元に返ってきます。
今後の為替がどうなるかはわかりませんが、償還日まで大事に持ってようと思います。
まとめ|米国債の20年後が楽しみ
はじめて米国債を買ってみたのですが、日本円で買い付ける場合はやっぱり為替のリスクが気になるなあと実感しました。
今の50万円が19年後に100万円になって返ってくると思うと、とっても楽しみです。
また債券がおいしいタイミングがきたら、追加購入も検討してみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。