老後資金は積立投資で準備する!退職金なし・年金少なめフリーランスの資産形成の記録

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フリーランスで年金・退職金が少ない私は、資産運用で老後資金づくりをしています。

この記事では、私の老後資金づくりの状況を公開したいと思います。

フリーランスの方はもちろん、老後資金・自分年金づくりに興味がある方の参考になれば幸いです。

老後資金は積立投資で準備する!

私は資産運用で老後資金づくりをしてるのですが、利用しているのはどれも国の制度です。

フリーランスの私が老後資金づくりに利用しているのは次の5つ。

  • iDeCo
  • 旧つみたてNISA
  • 新NISA
  • 小規模企業共済
  • 国民年金付加保険料

後半の2つは資産運用ではないですが、老後資金を作る目的で利用している制度です。

それぞれ見ていきましょう。

フリーランスの退職金づくり

まずは退職金づくり目的で利用しているものを紹介します。

退職金づくり1:小規模企業共済

フリーランスの退職金代わりになる制度として有名な小規模企業共済。

掛金の全額が所得控除になるという節税メリットが大きな魅力です。

小規模企業共済の積立状況は以下のとおり。

  • 積立開始:2017年2月
  • 毎月積立額:70,000円

フリーランスなりたての頃から毎月満額の70,000円を積み立ててます。

退職金づくり2:iDeCo

自分年金づくりの手段として有名なiDeCo。

掛金全額が所得控除になること、運用益が非課税であることが魅力ですね。

ただ、自分年金を作るために用意された制度なので、60歳になるまで引き落とせないのが大きなデメリット。

満額積み立てていた時期もあれば、デメリットが気になって積立をやめていた時期もあります。

iDeCoは年金として受け取ることもできますが、私は退職金(一時金)として受け取る予定です。

iDeCo設定状況

私のiDeCoの設定状況は以下のとおり。

  • 証券口座:SBI証券(SBIベネフィット・システムズ)
  • 保有銘柄:emaxis slim 米国株式(S&P500)→emaxis slim 全世界株式(除く日本)
  • 積立開始:2017年3月
  • 毎月積立額:67,000円 → 0円 → 67,000円 → 5,000円 → 30,000円

iDeCoを開始したのは2017年3月ですが、2017年11月~2020年7月までの期間は積立していません。

その後、2020年8月から積立を再開して、現在に至る、という感じです。

掛金も、67,000円 → 0円 → 67,000円 → 5,000円 → 30,000円

と、ころころ変わってます。

※個人事業主のiDeCoの上限は68,000円ですが、私は後述の「国民年金付加保険料」を納めているため、上限は67,000円です

2023年は引っ越しのタイミングで掛金を減らしていましたが、やっぱり掛金全額控除のメリットはとても魅力的なので、2024年の途中から30,000円に増やしました。

iDeCo保有商品について

保有しているのは、「emaxis slim 全世界株式(除く日本)」の一本です。

長らくS&P500を積み立ててましたが、2024年6月から全世界株式(除く日本)に変更しました。

退職金づくり3:旧つみたてNISA

投資初心者に人気のつみたてNISAも活用しています。

2023年で積立は終了し、今も売らずに継続して保有しています。

最長20年間の非課税期間が魅力ですね。

つみたてNISA設定状況(2023年まで)

私のつみたてNISAの設定状況は以下のとおり。

  • 証券口座:SBI証券
  • 保有銘柄:SBI・V・S&P500
  • 積立開始:2020年4月
  • 毎月積立額:33,333円

S&P500に投資するようになったのが、2020年4月から。

つみたてNISAもiDeCo同様、積立をストップしていた時期があったり、保有銘柄を変更するときに持っていた銘柄を売ったり、けっこうもったいないことをしてきました。

つみたてNISAは、売却すると売却部分の非課税枠を再利用できないため、積立をやめた銘柄も保有し続けたほうがいいんですけどね。

なんかシンプルにしたくて、売っちゃいまいた。

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解約済のつみたてNISA

旧つみたてNISAは非課税期間中は運用を続ける予定。

旧つみたてNISA保有商品について

現在も保有しているのは「SBI・V・S&P500」の1本のみ。

非課税期間が終わったら、退職金の足しにします。

フリーランスの自分年金づくり

続いて自分年金づくり目的で利用しているものを紹介します。

自分年金づくり1:新NISAつみたて投資枠・成長投資枠

2024年から始まった新NISAは、自分年金づくりの目的で利用しています。

新NISAの方針については↓の記事に書いてますので、もし興味あればお読みください。

>>【新NISA】成長投資枠も積立投資枠と同じ投資信託を積み立てる

新NISA設定状況

私の新NISAの設定状況は以下のとおり。

  • 証券口座:SBI証券
  • 保有銘柄(つみたて投資枠):SBI・V・S&P500
  • 保有銘柄(成長投資枠):SBI・V・全米株式
  • 積立時期:2024年1月~2024年6月
  • 毎月積立額:20万円

当初は米国株を積み立ててましたが、途中からiDeCo同様、オルカンに変更しました。

  • 保有銘柄(つみたて投資枠・成長投資枠):emaxis slim 全世界株式
  • 積立時期:2024年6月~
  • 毎月積立額:20~30万円

当初は無理せず7年半で枠を埋める予定でしたが、考えが変わって最短の5年で埋める目標にしました。

自分年金づくり2:国民年金付加保険料

国民年金の付加保険料というのは、定額保険料に月額400円の付加保険料を上乗せして納めることで、将来受け取る年金額を増やせる制度です。

年金に足されるのは、200円×納付月数。

付加年金額(年額)は、200円×付加保険料を納めた月数で計算し、2年以上受け取ると、納めた付加保険料以上の年金を受け取れます。

例えば、20歳から60歳までの40年間、付加保険料を納めた場合の年金額は次のとおりです。

200円×480月(40年)=96,000円(年額)が付加年金額として老齢基礎年金に上乗せされます。

付加保険料の納付|日本年金機構

会社を辞めた2016年10月からずっと継続しています。

老後資金づくりの推移|こつこつ積立投資した結果

これまで積み立ててきた老後資金の推移をまとめてみました。

こうやって記録を振り返ってみると、貯金だけでなく資産運用もやったほうが数字の伸びがいいのがわかります。

年月フリーランス歴合計額含み益
2016年10月(1年目)1か月200円
2016年11月2か月400円
2016年12月3か月600円
2017年1月4か月800円
2017年2月5か月71,000円
2017年3月6か月208,200円
2017年4月7か月345,400円
2017年5月8か月482,600円
2017年6月9か月619,800円
2017年7月10か月757,000円
2017年8月11か月894,200円
2017年9月12か月1,031,400円
2017年10月(2年目)1年1か月1,168,600円
2017年11月1年2か月1,305,800円
2017年12月1年3か月1,443,000円
2018年1月1年4か月1,513,200円
2018年2月1年5か月1,583,400円
2018年3月1年6か月1,653,600円
2018年4月1年7か月1,723,800円
2018年5月1年8か月1,794,000円
2018年6月1年9か月1,864,200円
2018年7月1年10か月1,934,400円
2018年8月1年11か月2,004,600円
2018年9月1年12か月2,074,800円
2018年10月(3年目)2年1か月2,145,000円
2018年11月2年2か月2,215,200円
2018年12月2年3か月2,285,400円
2019年1月2年4か月2,355,600円
2019年2月2年5か月2,425,800円
2019年3月2年6か月2,496,000円
2019年4月2年7か月2,566,200円
2019年5月2年8か月2,636,400円
2019年6月2年9か月2,706,600円
2019年7月2年10か月2,776,800円
2019年8月2年11か月2,847,000円
2019年9月2年12か月2,917,200円
2019年10月(4年目)3年1か月2,987,400円
2019年11月3年2か月3,057,600円
2019年12月3年3か月3,127,800円
2020年1月3年4か月3,198,000円
2020年2月3年5か月3,268,200円
2020年3月3年6か月3,338,400円
2020年4月3年7か月3,441,932円-1円
2020年5月3年8か月3,550,180円4,714円
2020年6月3年9か月3,659,988円10,989円
2020年7月3年10か月3,765,658円13,126円
2020年8月3年11か月3,875,656円19,591円
2020年9月3年12か月4,320,836円32,885円
2020年10月(5年目)4年1か月4,433,996円-24,488円
2020年11月4年2か月4,696,620円67,603円
2020年12月4年3か月4,918,463円118,913円
2021年1月4年4か月5,122,858円152,775円
2021年2月4年5か月5,345,933円205,317円
2021年3月4年6か月5,656,281円345,132円
2021年4月4年7か月5,939,551円457,869円
2021年5月4年8か月6,142,131円489,916円
2021年6月4年9か月6,480,810円658,062円
2021年7月4年10か月6,577,031円583,750円
2021年8月4年11か月6,846,076円682,262円
2021年9月4年12か月7,002,180円667,833円
2021年10月(6年目)5年1か月7,315,828円810,948円
2021年11月5年2か月7,489,451円847,371円
2021年12月5年3か月7,815,970円1,003,357円
2022年1月5年4か月7,782,793円866,647円
2022年2月5年5か月7,886,424円799,745円
2022年3月5年6か月8,313,807円1,056,595円
2022年4月5年7か月8,441,945円1,044,533円
2022年5月5年8か月8,454,334円919,722円
2022年6月5年9か月8,365,639円693,827円
2022年7月5年10か月8,913,305円1,104,234円
2022年8月5年11か月9,290,293円1,310,743円
2022年9月5年12か月9,373,397円1,223,314円
2022年10月(7年目)6年1か月9,552,413円1,231,797円
2022年11月6年2か月9,682,516円1,191,367円
2022年12月6年3か月9,428,811円767,129円
2023年1月6年4か月9,754,895円922,680円
2023年2月6年5か月10,085,142円1,082,394円
2023年3月6年6か月10,194,504円1,021,223円
2023年4月6年7か月10,497,125円1,215,311円
2023年5月6年8か月10,908,549円1,518,180円
2023年6月6年9か月11,413,971円1,915,069円
2023年7月6年10か月11,583,487円1,976,052円
2023年8月6年11か月11,762,663円2,046,695円
2023年9月6年12か月11,791,312円1,966,811円
2023年10月(8年目)7年1か月11,678,368円1,745,349円
2023年11月7年2か月12,080,375円2,038,770円
2023年12月7年3か月12,221,958円2,071,832円
2024年1月7年4か月12,888,556円2,463,230円
2024年2月7年5か月13,633,448円2,908,145円
2024年3月7年6か月14,219,075円3,195,093円
2024年4月7年7か月14,491,172円3,137,577円
2024年5月7年8か月15,249,304円3,448,142円
2024年6月7年9か月16,348,445円4,040,139円
老後資金づくりの推移

旧NISAやiDeCoに加えて、2024年からは新NISAも加わりました。

これからもこつこつ続けます。

老後資金づくりの記録

これまでの老後資金づくりの過程を公開しています。

少しでも参考になればうれしいです。

2023年

2023年の自分年金づくりの記録です。

種類評価額元本運用益前年比
小規模企業共済5,810,0005,810,0000840,000
iDeCo4,387,2442,986,3531,400,8911,087,065
つみたてNISA2,007,3141,336,373670,941863,682
付加年金17,40034,80002,400
合計12,221,95810,167,5262,071,8322,793,147
2023年の記録

2023年のiDeCoの推移

2023年 iDeCo

2023年のつみたてNISAの推移

2023年 つみたてNISA

2022年

種類評価額元本運用益前年比
小規模企業共済4,970,0004,970,0000840,000
iDeCo3,300,1792,740,353559,826506,142
つみたてNISA1,143,632936,329207,303264,299
付加年金15,00030,00002,400
9,428,8118,676,682767,1291,612,841
2022年の記録

2022年のiDeCoの推移

2022年 iDeCo

2022年のつみたてNISAの推移

2022年 つみたてNISA

2021年

種類評価額元本運用益前年比
小規模企業共済4,130,0004,130,0000840,000
iDeCo2,794,0372,003,353790,6841,519,890
つみたてNISA879,333666,660212,673535,217
付加年金12,60025,20002,400
7,815,9706,825,2131,003,3572,897,507
2021年の記録

2021年のiDeCoの推移

2021年 iDeCo

2021年のつみたてNISAの推移

2021年 つみたてNISA

2020年

種類評価額元本運用益前年比
小規模企業共済3,290,0003,290,0000840,000
iDeCo1,274,1471,199,35374,794604,147
つみたてNISA344,116299,99744,119344,116
付加年金10,20020,40002,400
4,918,4634,809,750118,9131,790,663
2020年の記録

2020年からWealthNaviの積立をやめてiDeCoを再開、つみたてNISAを本格開始。

WealthNaviの積立状況

こう振り返ると、コロナショック後の回復がめっちゃすごい。

結局、運用益は100万ぐらいありました。

2019年

種類評価額元本運用益前年比
小規模企業共済2,450,0002,450,0000840,000
iDeCo670,000670,00000
付加年金7,80015,60002,400
3,127,8003,135,6000842,400
2019年の記録

iDeCoは積立ストップしていたため動きなし。

つみたてNISAはしておらず、主にWealthNaviで資産運用をしていました。

2018年

種類評価額元本運用益前年比
小規模企業共済1,610,0001,610,0000840,000
iDeCo670,000670,00000
付加年金5,40010,80002,400
2,285,4002,290,8000842,400
2018年の記録

iDeCoは積立ストップしていたため動きなし。

つみたてNISAはしておらず、主にWealthNaviで資産運用をしていました。

2017年

種類評価額元本運用益前年比
小規模企業共済770,000770,0000770,000
iDeCo670,000670,0000670,000
付加年金3,0006,00002,400
1,443,0001,446,00001,442,400
2017年の記録

会社を辞めた翌年から小規模企業共済とiDeCoを開始。

つみたてNISAはしておらず、主にWealthNaviで資産運用をしていました。

2016年

種類評価額元本運用益前年比
付加年金6001,2000600
6001,2000600
2016年の記録

フリーランス1年目。

つみたてNISAはしておらず、主にWealthNaviで資産運用をしていました。